子ども用キックボードの選び方と人気のおすすめ5選！乗り方やルールは？

キックボードってどんな乗り物？

キックボードは、車輪がついているボードの先頭部分にハンドルが付いた乗りものです。

片足をボードに乗せ、ハンドルを握り、もう片方の足で地面を蹴って前に進みます。

ハンドルがあり、片足が地面に着きやすいことから、比較的簡単に乗ることができます。その乗りやすさから、子どもから大人まで幅広く人気があります。

別名でキックスケーターとも呼ばれることもあります。

公道での利用

キックボードに乗る際には、いくつかの注意が必要です。使い方によっては大けがをしてしまうものなので、必ず使用方法を守るようにしましょう。

キックボードは、交通量の多い道路で使用すると交通道路法違反となってしまう可能性があります。学校によっては、道路での使用を全面的に禁止しているところもあるようです。

どこで使用していいのか、親子で事前に確認してから乗るようにしてくださいね。

法律はどうなっているの？

第七十六条 　何人も、信号機若しくは道路標識等又はこれらに類似する工作物若しくは物件をみだりに設置してはならない。〔中略〕
4 　　何人も、次の各号に掲げる行為は、してはならない。〔中略〕
三 　交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること。

”道路交通法第76条（禁止行為）第4項第三号”、e-Govイーガブ 法令検索（道路交通法）より引用

キックボードは、ローラースケートに類する「遊具」に分類されるため、上記の道路交通法第76条（禁止行為）第4項第三号該当するものと思われます。

難しい点は、「交通のひんぱんな道路」の定義についてです。普段、人通りの少ない道路でも、一時的に人の往来が重なる場合も考えられます。

その際、その時の道路状況によって、「交通のひんぱんな道路」に変わっていきますので注意が必要です。また、道路の広さにも関係ありません。狭くても交通量が多ければ、「交通のひんぱんな道路」とみなします。

万が一、キックボードが歩行者と接触してしまった場合、道路交通法違反に問われる場合があります。子どもが起こした事故というだけでは、片付けられない大問題に発展する場合があります。

ただ、子どもに「この道路で乗ってもよいか、どうか」を正しく判断するのは、至難の業だと思います。キックボードを使う場合には、必ず保護者の目の届く範囲で乗るようにしましょう。「今、乗っても安全か」を大人の目線で判断してあげることが必要です。

子どものキックボード遊びは、使用が許可された公園や広場など、安全を確保できる場所ですることをおすすめします。

ルールの決め方と伝え方

子どもが自転車デビューをする時に、当たり前のように交通ルールを教えますよね。キックボードの乗り方や基本ルールも、同じように親子で事前に確認しておくことが大切です。

「わが家のルール」を決めるのも効果的です。内容は、各ご家庭の環境にもよりますが、一例は以下の感じです。

・キックボードに乗れるのは、日没前までにする
・習い事の行き帰りや買い物に行く時は、キックボードではなく、自転車や徒歩で行く


こういった家庭のルールを決める際は、否定形では作らないというのがコツです。

「暗くなったらキックボードに乗らない」よりも「キックボードに乗れるのは、日没前まで」というように、子どもに届きやすい表現や言葉を選ぶとルールを守りやすくなると思います。

幼児から大人まで幅広く遊べる

対象年齢はキックボードの種類によって異なりますが、
・3輪や4輪の場合：3歳頃から
・2輪の場合：6歳から
ということが多いです。

耐荷重が90kgというキックボードもあります。大人も一緒に共有できるキックボードなら、子どもが成長した後でも長く楽しめますね。

上手に乗るためには？

乗る時のコツも確認してみましょう。

1.ハンドルの高さ調整をしましょう。
まず重要なのは、子どものサイズにキックボードを調整することです。

キックボードをまたいだ状態でひじが少し曲がるくらいが、子どもにとってベストな高さです。

2.正しい姿勢を確認しましょう。
胸をはってまっすぐ前を見て走る形が正しいです。最初は、子どもが怖がって下を見るかもしれませんが、前を見るように伝えましょう。前かがみになりやすいので、気を付けましょう。

3.ハンドルの向きに注意しましょう。
ハンドルの前後が回転してしまって、逆に向いている場合があります。子どもが蹴り出す前には、必ず確認してあげましょう。

4.蹴り出しのポイント
デッキに乗せている軸足に対して、左右どちら側にも足を出して蹴る練習をしておくと安心です。キックボードに乗っている足を前に押し出す感じで進むと、うまくいくと思いますよ。

キックボードで遊ぶ時の注意点

キックボードに乗り慣れない時には、多少のケガはつきものです。でも、やっぱり親としてはなるべく安全に考慮した環境で、子どもを遊ばせてあげたいですね。

事前に周囲や路面の状況を子どもと一緒に確認し、安全な場所でキックボードを使用するようにしましょう。以下のような点に注意されると良いと思います。

●ヘルメットを必ず装着しましょう。プロテクター（肘当て、膝当てなどの保護具）を着用するとより安全・安心です。

●キックボードの取扱説明書を事前によく読みましょう。

●子ども自身と他人への安全が確保できる場所で乗りましょう。

●坂道では、乗らないようにしましょう。傾斜が分かりにくい道路もあるので、充分に注意しましょう。

●公園で使用する場合は、キックボードを乗ってもよいか公園のルールを確認してから乗りましょう。

子ども用ヘルメットの選び方とおすすめ12選｜自転車に乗る時は必ず！

思わぬケガに注意！

以下のような場所は、思わぬケガにつながる危険があるので注意しましょう。

・側溝などでよく見かける網ぶた。
網ぶたの上をキックボードが通る時に、穴などのくぼみに車輪が落ち、転倒することがあります。

・傾斜がある路面や、側溝などの凹凸のある場所
車輪が取られてバランスを崩しがちです。

道幅の狭い道や、距離のない道
衝突事故などの危険があります。スピードの出し過ぎに注意しましょう。

発達にあったものを選ぼう

安全のためには対象年齢やサイズの合ったものを選ぶことが大切です。商品によっては、ハンドルの高さを調整して長い期間使えるものや、子どもから大人まで使用できるものもあります。

選ぶ際に、確認しておいた方がよいポイントは以下の通りです。
・対象年齢
・制限体重
・車体サイズ
・車体の重量（子ども用で2kg台が多く、大人用の本格的なのは5kgになることも）
・車体の素材（アルミ製のものだと軽量）
・ブレーキの有無
・ハンドルの高さ調整が可能かどうか
・折り畳み式かどうか（コンパクトに収納できると便利です）
・性能の特徴（可能ならばベアリング性能、サスペンション性能などについて確認できるとより安心です）
・電動タイプかどうか
・子どもが好むデザイン、カラーか

車輪の選び方

キックボードのスペックで特に気をつけて選びたい点は、車輪についてです。以下の点を購入前に確認されることをおすすめします。

車輪の数

車輪の大きさ

機能やデザインで選ぼう

ブレーキのついているキックボードもあります。ブレーキは、後輪の上についているカバーの部分を足で踏んで使用するものが一般的です。

中には、前輪にもついているもの、ハンドル部分についているものもあるので、購入する際には確認しておくと安心ですね。

子どもが使いやすいものを選んであげましょう。またキックボードは、色や柄、キャラクターものなどいろんなデザインのものが販売されています。

子どもが長く飽きずに楽しめるよう、デザインやカラーを考慮することも大切です。

少し大人っぽいスポーティータイプを購入すれば、兄弟姉妹や、親子で共有でき長い期間遊べて経済的かもしれません。

キックボードを持っているお友達にアドバイスをもらうのもGOOD!

近所や子どものお友達に既にキックボードを持っている子がいることも多いはず。キックボードを購入する前に、確認してみましょう。

実際に持っている子に一度借りて、試乗させてもらって乗り心地を体感するとより良いですね。実際に使ってみた感想や生の口コミ、選んだ際に重視した点などを直接聞くことができれば心強いですよ。

ここで紹介するおすすめ商品一覧

画像
商品名	3輪キックスクーター｜ハートル	スコッティー キックスクーター｜チラフィッシュ	キックスクーター｜besrey	イージースケーター ミッキーマウス｜マルカ	イージースケーター アナと雪の女王 おもちゃ｜マルカ
参考価格	5，999円 Amazonで見る	5，124円 Amazonで見る	5，999円 Amazonで見る	7，001円 Amazonで見る	6，487円 Amazonで見る
特徴	取り外し可能な折りたたみ式シート付きで、座って乗ることもできます。	小さな子どもでもバランスが取りやすい3輪設計です。キックボードのデビューにぴったりです。	人体工学に基づいて設計されたキックボードで重心の移動によって方向を変えられるようになっています。	レトロなミッキーのイラストがおしゃれなキックボードです。4輪なので安定した走行ができます。	アナと雪の女王のデザインとイメージカラーがかわいいキックボードです。こちらも4輪タイプです。
車輪タイプ	3輪	3輪	3輪	4輪	4輪
対象年齢	1歳〜14歳	3歳から	3歳から	3歳～6歳	3歳～6歳
楽天リンク	楽天で見る	楽天で見る	楽天で見る	楽天で見る	楽天で見る

3輪キックスクーター｜ハートル

ハートルの3輪キックスクーターは、取り外し可能な折りたたみ式シート付き。座って乗ることも立って乗ることもできます。ハンドルの高さも成長に合わせて調節できるので、長く使うことができますね。

滑り止め付きのフットベースデッキは、広めの作りなので両足しっかりと乗せることができます。ホイールにはLEDライトが搭載されていおり、カラフルに光りますよ。

この商品の基本情報

スコッティー キックスクーター｜チラフィッシュ

チラフィッシュのスコッティー キックスクーターは、小さな子どもでもバランスが取りやすい3輪設計。キックボードのデビューにぴったりですよ。

ハンドル操作ではなく、左右の体重移動によりカーブするしくみになっています。子どものバランス感覚を遊びながらトレーニングできそうですね。

ハンドルは工具なしで高さ調節ができるので、友達や兄弟姉妹でシェアできますよ。

この商品の基本情報

キックスクーター｜besrey

こちらは人体工学に基づいて設計されたキックボードです。

重心の移動によって方向を変えられるようになっているので、スムーズな走行ができますよ。

滑り止め加工やスピード調節ができるフットブレーキがあり、安全面も安心です。

耐荷重は50kgまで、ハンドルの高さは4段階で調節できます。大きくなっても使えるのでおすすめです。

この商品の基本情報

口コミ

購入者さん

曲がるときは少し難しいですが、すぐに上手に曲がれるようになりました。安定性も高いのキックボードデビューにおすすめです。

購入者さん

光るタイヤがかっこよくて、子どものお気に入りです。暗くなっても見つけやすいというメリットもあります。

イージースケーター ミッキーマウス｜マルカ

レトロなミッキーのイラストがおしゃれなキックボードです。4輪なので安定して走行することができますよ。

ハンドル部分が回転しすぎないように設計されているので、転びにくい点もうれしいですね。デッキ部分には滑り止め加工が施されています。

3段階のハンドル調節機能、折りたたみ式、電池不要で転倒するフラッシュウィールと機能面もばっちりです。姉妹品に、イージースケーター ミニーマウスもありますよ。

この商品の基本情報

イージースケーター アナと雪の女王 おもちゃ｜マルカ

アナと雪の女王のデザインとイメージカラーがかわいいキックボードです。前輪にはLEDが内蔵されていて、走行中キラキラ光ります。

4輪仕様なので初心者でも転びにくく安定感があります。身長に合わせてハンドルの高さを3段階に調整できるので長く使用できますね。

足を乗せるデッキ部分は、丈夫なアルミ製で滑り止め加工が施されています。ワンタッチ折りたたみ式で軽量なので、持ち運びも楽々ですよ。

この商品の基本情報

口コミ

購入者さん

4輪なので安定感があります。倒れにくいので安全に乗れます。