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妊娠23週はいつのこと?
おなかが大きくなり妊婦さんらしい体形に。腰痛に注意!
赤ちゃんは脳細胞が出来上がって、外の音も聞こえるように。皮下脂肪を蓄えて、段々、赤ちゃんらしい身体になっていきます。
一つ前の週、妊娠22週からは万が一ママのおなかから未熟児として生まれても、生存できる可能性が高いです。流産を心配していた人にとっては、少し安心できる情報ではないでしょうか。もちろん、まだおなかの外で暮らしていく準備が十分なわけではないので、油断は禁物です。
ママは周囲から見ても立派な妊婦さんの体形に。おなかが大きくなり、背中を反らせた状態が続くので、腰痛を訴える人もいます。
しかし、まだ、動きが取れないほどおなかが大きくなるわけではないので、マタニティヨガやスイミングなど、アクティブなママも増える時期です。
妊娠23週のママの体重、妊婦健診について
つわり明けで急な体重増加に注意!

妊娠23週は妊娠6ヶ月の終わり。5ヶ月ごろまでは、つわりを引きずるママも多いのですが、この頃には落ち着く人が多いようです。こうなると、次に注意すべきなのは体重増加。
吐き気のあるつわりで摂れる栄養が限られていた人は、それを取り戻すように、食欲が爆発することも。中には「今までで一番ごはんがおいしく感じる」というほど、食欲が出てしまう人もいます。
この時期は体重が増えていく時期なので、身体が重くなり運動量が落ちます。しかし、食欲が増えすぎると当然、すぐに体重が増えてしまいます。
また、急激な体重増加は妊娠糖尿病の発症など、さまざまなトラブルの原因になります。高カロリーなものを一度に取るのでなく、3食でバランスのとれた食事をするように心がけましょう。
妊娠23週の妊婦健診、腹囲、子宮底長の他には?
妊娠23週の妊婦健診では、体重測定、血圧測定、尿検査、浮腫の有無、内診、腹囲、子宮底長、エコー検査、胎児の心音確認などが行われます。
この時期、急におなかが大きくなってきて、腹囲を気にされる方も多いのですが、これは身長差や体格差などもあり、さほど気にすることは無いようです。
エコー検査では、ついに性別が…。
この時期エコー検査では、赤ちゃんの性別が分かることも。しかし、まだ、胎児の体勢が整っていなかったり、外性器の部分が見えなかったりで、確認できないことも多いのです。
中には生まれるまで見せてくれない赤ちゃんも!性別が分からなくてもがっかりしないで、じっくりと次回の健診を待ちましょう。
妊娠23週、赤ちゃんの大きさ、胎動について
胎動をかなり感じる人も
羊水も増えてきて、赤ちゃんは活発に動けるようになります。それに伴い、胎動をたくさん感じるようになるのもこの時期。もちろん、こちらも個人差がありますから、静かな子もいればママが落ち着かないほど動き続けている子もいます。
気を付けたいのは普段から活発に動いている赤ちゃんが、急に動かなくなったときなどです。こういった場合は、病院に連絡して相談をしてみてくださいね。
妊娠23週頃の胎動について:体験談
パパにも胎動を感じてもらって

おなかに呼びかけるように

ママがしておくべきこと・気を付けることは何?
入院に必要なものは早めに準備を
少し気が早く感じるかもしれませんが、入院に必要な物は早めに準備しておくようにしましょう。妊娠が順調に進むことが望ましいのですが、妊娠後期に向けて、早産などのトラブルへの準備も必要になってきます。
荷物は早めに準備して、家族にも入院グッズの置き場所を教えておくようにしましょう。
妊娠23週頃のママがしておくべきこと:体験談
体力をつけるため15分の散歩を

夫婦で納得のベビー用品選び

ママのおなかが大きいうちにパパができることは?
入院準備、いざという時の連絡先を確認

出産なんてまだまだ先、と思っているプレパパさんたちは、この頃から、しっかり、いざというときにどういった行動をとるか、ママと話し合っておきましょう。
もちろん「その時にならないと分からない」と思うかもしれないですが、大まかにはこう、と決めておかないと、いざというときに慌ててしまいます。
赤ちゃんは出産予定日に生まれると思っているかもしれませんが、その数週間前からは産まれても大丈夫な時期。そう考えると1ヶ月くらいの猶予があるのです。
予定日近くには出張を入れず…と計画していても、うまくいかないことがあるかもしれません。他B案も含めて考えておきたいところですね。
また、緊急時に入院準備グッズがどこにあるか、何を持っていき、何は持っていかないのか、夫婦で認識を揃えておきましょう。
出産前に家事の引継ぎを
家事の引継ぎも徐々に進めておきましょう。これから先、妊婦さんは大きいおなかを抱えて、できないことが増えていきます。
特に前にかがむような作業はバランスも悪くなりますので、気を付けたいところです。お風呂を無理に掃除しようとして浴槽に落ちそうになった、という妊婦さんの話も。
そんなことにならないように、家事分担を進めておきましょう。赤ちゃんが生まれたら元通り、というわけにはいきません。ママさんがいっぱいいっぱいにならない今のうちから、できることをやっておく事をおすすめします。
まとめ
妊娠23週は、胎動を感じられたり性別がわかってきたりすることで、ママの生活も少し安定してくるころではないでしょうか?
落ち着いて赤ちゃんが産まれた後のことを考えられる時期ですので、パートナーや家族とも今後の生活について相談してみてくださいね。
(文書作成:Reikon)
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