アメリカのランチは3種類の食材で成立する?
スナック1袋をランチにするってホント!?

ランチ持参のプリスクールに通わせるようになると、ランチの内容を指導したレターをもらうことがあります。キャンディーチーズなら何個、ブドウなら何つぶ、ハムサンドならいくつのような…。中には、商品名をきっちり記載しているものまであるほど。
最初受け取ったときには、「え!?こんなにしっかり作らなきゃならないの!?」と焦りましたが、そういうことではなく…。これくらい書かないと、「スナック1袋をランチ」にする親御さんがいるから、だそうです。
パック済みのランチがスーパーに売られている現実

もちろんそういう方ばかりではありませんが、日本人から見たアメリカのランチの簡略具合には少々驚きます。スーパーマーケットで売られているランチパウチには、堂々とプレッツェルやクラッカーが鎮座、野菜は基本スティックですし、ランチに「調理する」という感覚をあまり感じさせません。
一つ一つがビタミン・たんぱく質・炭水化物の要素を担っている、おいしさよりも「栄養確保」のためのランチといった印象です。
ちなみに、うちの娘のランチは日本式のお弁当を持参させていますが、好奇な目が気になる歳には変更しようと考えています。
海外のお菓子=カラフル・身体に悪そうなお菓子、ばかりではないんです。
ヘルシーなおやつも

海外のお菓子と聞けば、鮮やかなピンクや青のゼリービーンズ、甘ったるいヌガー、ずっしりと重いチョコチップクッキーなどを連想される方も多いのではないでしょうか? もちろん、これらもたくさんありますが、最近ではお母さんたちも健康志向・オーガニック志向の方が増えているんです。
そんな中、おやつに好まれているのが「ドライフルーツ」。小さな箱に入ったレーズンやクランベリー、フリーズドライされたアップルスライスやバナナもよく見かけます。
また、日本では朝食として食べるシリアルも小さなジップロックに入れて、お菓子として与えるお母さんもたくさんいます。シリアルは種類も形も味も豊富ですし、栄養価も高く、触感も軽い、絶好のおやつなんですね。
液体ミルクは当たり前!
「おいしい」より「栄養確保」重視

子どもの栄養事情を調べる中で一番驚いたのが、「調乳済みミルク」という画期的な商品! ボトルで売っており、哺乳瓶の乳首までセットアップされています。アメリカの方はこれを温めることなく与えます。
そして、衝撃なのがその味の不味さ!(個人的な意見です笑)日本のように、母乳に近付けた優しい甘さはなく、プロテインのような味と表現すればいいでしょうか。日本のミルクを飲んでいる赤ちゃんはほぼ100%受け付けないそうです。
震災の多い日本こそ必要なのでは?

自然災害の多い日本では、調乳済みミルクの重要性が注目を集めていますよね。ぜひ、日本企業に頑張っていただいて、日本のママが安心して与えられる安全でおいしいミルクを販売してもらいたいものです。
気になる商品が他にも!
調理には時間をかけない!

ひねって開けて、並べて、焼くだけのパン生地。最近、日本のテレビでも紹介されるなど注目を集めているようですが、我が家では朝食にしたり、ウインナーに巻いて焼いてランチやポットラックにも使っています。クロワッサンなどは、サクサクで結構おいしいですよ!
まとめ
日本では「おいしいを手軽に」が発達していますが、アメリカでは「栄養を手軽に」が発達しているように感じました。
日本から離れていると、日本の素晴らしさにつくづく気付かされることが多いのですが、ライフスタイルの違い、考え方の違いから生み出されたアメリカの商品も素敵だなと思うことができました。
近々、日本でもブームが来るのではないでしょうか。
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