どうして「イヤイヤ期」があるのか
「イヤイヤ」の理由はこれだ!6選

子どもが何にでも「イヤイヤ」となるのには、いくつかの理由があります。まずは知ることから始めましょう!
1.自分の思うようにならないから
自分の中にあるイメージと現実とのギャップに戸惑い、うまくいかないことに怒ったり困ったりすることが多いため
例)食事を自分で食べたいのに、上手に持ち上げられなくて癇癪を起こす
2.言葉の発達がまだ未熟
言葉への理解は進みながらも、自分の思いをうまく言葉で表現することがまだできない時期のため、自分の思いを相手にうまく伝えることができずイライラしてしまいます
例)本当は歩きづらくて靴下を脱ぎたいのに、うまく伝えられなくてイライラする
3.親の反応を楽しむ
自分が「イヤイヤ」と言うと、親が反応してくれるのがうれしくてわざと「イヤイヤ」と駄々をこねる
4.やりたくないことが待っているから
少しずつ生活の流れについても理解できるようになるこの時期。だからこそ、次に待っている出来事が嫌だから「イヤイヤ」と言って拒否をする
例)まだ寝たくないのに、寝る準備の歯みがきや寝室へ誘われて「イヤイヤ」と拒む
5.体調が悪いから
睡眠不足で寝不足だったり体力が減り疲れていると、気持ちのコントロールが難しく、何事もやる気を失ってしまう
例)昼間プールで目一杯遊び体力を消耗しているので、夕飯のときに眠くて食べることがイヤになる
6.親にかまってほしい
自分に注意を惹きつけたくて、わざと親が困るように「イヤイヤ」と言う
例)下の子が生まれて母親が下の子の世話に付きっきりになっているとき、今までならできていたことに対しても「出来ない」と言う
上手に「イヤイヤ期」と付き合うためには
共感してあげる心

まず大切なのは、子どもの「イヤイヤ」という気持ちに寄り添い共感することです。
「イヤイヤ」となるにはさまざまな理由はあるものの、きっかけの大半はとても些細なものばかり。
そのため、親にとっては理解できない場合もありますがまずは子どもの気持ちに寄り添い「嫌だったね」と優しく声をかけてあげましょう。
そうすることで、子どもの気持ちも落ち着き次第に機嫌を取り戻します。
しかし、中には手を付けられないほど「イヤイヤ」が激しく悪化する場合も…。
そんなときは、ひとまず時間をかけて落ち着くまで待つことも有効的です。
危険が及ぶものや他人に迷惑をかけてしまうような場合は仕方がありませんが、どんなときでも「いい加減にしなさい」などと頭ごなしに叱ってはいけません。
イヤイヤ期に叱られた経験はその後の成長に大きく影響し、自己否定感が育ってしまったり親への信頼が育ちにくなってしまうおそれがあります。
パパママがイライラしないためには

まずは、イヤイヤ期も大事な成長過程、そして、誰もが通る道だと思うことが1番です。
忙しいときや親が焦っているときに限って「イヤイヤ」と困らせてくることもあります。
そのため、この頃はいつどこで「イヤイヤ」が出るかわからないと肝に銘じ、時間に余裕をもって行動し、出来る限り心に余裕を持っておく必要があります。
また、頭に血が上りそうになったときは、上記に述べたイヤイヤの理由を思い出しましょう。
「この子は理由があってイヤイヤと言っているんだ、成長過程!」と思いながら「イヤイヤ」に向き合うことも大切です。
また「そんなにイヤイヤ言わなくても、あなたのことをいつもみているよ」と日頃からスキンシップをたくさんとって愛情を伝えることも大事です。
まとめ
成長過程において「イヤイヤ期」はとても大切で必要な過程です。大きくなっていくにつれて必ずこの「イヤイヤ期」は終わりを迎えます。
その日のために、できる限りイライラしないよう試行錯誤をしながら乗り切ってください!
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