子育て順調!健康で元気!発達も問題なし!「すっごく元気な子。」「ちょっとおとなしいけど、私も子どもの頃ってこうだったし…」特に困ってないから、大丈夫!
ところが健診で「少し、気を付けて見ていきましょうね。」って言われてびっくり!
いったいどういうこと?何か問題あるのかな?そんなお悩み&疑問をズバリ解説します。子育て支援NPOに関わる筆者が、気になるよその子との対処についてまとめました
出典:http://www.ashinari.com/2013/09/17-382101.php?category=51
心身ともに全く問題なく育っていると思っていたわが子、情緒や心理の先生にいきなり、「気を付けて見ていきましょうね」といわれたら…びっくりしないママは多分、いません。
全然「困った」と感じたことがなく、これまでやってきたのに、「何か間違っていたのかしら…」と深刻に落ち込んでしまうママもいると思います。
まず、あまり落ち込むことはありません。むしろ「困ったと思ったことがなかった。」ということ自体は、どちらかというと、「ママが(ある意味)優秀すぎる」ということの現れなんです。
ママはいつでも自分の子どもの幸せを願うもの。そして、真面目で一生懸命なママほど、お子さんのお世話やケアにも熱心で几帳面という傾向があるようです。
それはとっても素晴らしいことなんですが、ちょっと気を付けないと「落とし穴」にハマって思わぬ効果が起こってしまうことがあります。
つまり、「お世話が行き届きすぎていて、ママとお子さんは困らないけれど、実は「できていないこと」がそのままになってしまう。」 場合があるんです。
出典:http://www.ashinari.com/2013/09/17-382097.php?category=51
例えば、
・あまりしゃべらなくても、子どもの独特のサインや声の調子で、ママには要求が分かってしまう
・ものすごく活発過ぎて全然じっとしていられないのだけど、ママも若くてスポーツ得意だからついていける
・近くに同年代がいない上、ママもおっとりタイプ。お友だちと上手く遊べない
・ちょっとしたことでものすごく興奮して暴れるときがある、でも、ママも負けてない
なんて場合、おうちにいる限りでは問題はないけれど、入園・入学した後、家庭と違う環境の中、お友だちと関わりを持ち、集団生活が送れるようになるか?少し心配です。
・一人っ子で、ママも働いていなくて、1日中一緒
・大家族などでママが超多忙、でも、おばあちゃんや年上の兄弟など、手が多いおかげで自分ではなにもしなくても生活できてしまう
・物の置き場などにものすごく神経質で、ちょっとでも違うと我慢ができなくなる
なんていうのも、几帳面と見るか、他に原因があるか?微妙なケースも同じく、「環境が変わったら?」は心配です。
子どもは3歳ごろから、少しずつ親から離れて活動する時間が増えていきます。同じ年頃の他の仲間のすることに関心を持ち、段々と一緒に活動することで、やりとりや関わり方を学んでいきます。
こうした「社会性」の発達は、家庭の中だけではなかなか伸びませんし、同時に生まれたときから毎日接している家族の間では、問題が見えづらい事でもあるのです。
そのため「家にいたときは全然困ってなかったのに、入園した途端大分ブレイクしてしまった。」というお子さんもいます。
この先、集団生活に入っていくのに「そろそろ準備をはじめましょうね。」が「気を付けて見ていきましょう」の意味です。「この年齢としては、社会性やコミュニケーションの芽がちょっとゆっくりめ。」ということ。
この先の集団生活を踏まえて、じっくり構えましょう。ということでもあります。
出典:http://www.ashinari.com/2012/01/08-355747.php?category=53
親子は当然ながら似ているもの。時には、ママやパパの兄弟である、おじさん、おばさんに似ていたり、おじいちゃん、おばあちゃんに似ていたりするのは当たり前のこと。
似たところを見つけてほのぼのとするのは、どこのご家庭でも、ごくごく普通のことでしょう。
…なんですが、この「似ている」がたまに、落とし穴になってしまう場合があります。似ているからこそ、ママがお世話に困らず、時には「達人」になってしまって、子どもさんが困らないように先回りしやすくなってしまう、という場合です。
ママがちょっとせっかちで、待っていられないタイプだったり、先回りしてお世話をすることに、満足感や達成感が大きいのかもしれません。お世話が行き届いていることに、嬉しさもあるのかもしれないですね。
これも、そのこと自体は、ママの努力の立派さであって、褒められてしかるべきではあります。けれど、行き過ぎたお世話は「過干渉」となっていく心配もあります。良く似ていても、子どもと親は別人格。
いつかは独り立ちしていく存在だということも意識して、「自分でやらせること」を次第に増やしていくことも、長い目で見たら必要なトレーニングと言えるでしょう。
子どもが成長していく過程で、とても難しいのは、「世話を焼く」ことよりも「世話を焼きすぎない」こと。あまりにも先回りをし過ぎると、子どもにとって過干渉になってしまいます。
お子さんの社会性を伸ばすためにも、少しずつ上手に手を放していくということも大切なんですね。
※ 本記事はあくまで記事を執筆したママさんライターの個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。
ところが健診で「少し、気を付けて見ていきましょうね。」って言われてびっくり!
いったいどういうこと?何か問題あるのかな?そんなお悩み&疑問をズバリ解説します。子育て支援NPOに関わる筆者が、気になるよその子との対処についてまとめました
【子育てに困り感がないのに「気を付けて」ってどういうこと?】
困ってない=順調とは限らない…ママがハマりがちな落とし穴

心身ともに全く問題なく育っていると思っていたわが子、情緒や心理の先生にいきなり、「気を付けて見ていきましょうね」といわれたら…びっくりしないママは多分、いません。
全然「困った」と感じたことがなく、これまでやってきたのに、「何か間違っていたのかしら…」と深刻に落ち込んでしまうママもいると思います。
まず、あまり落ち込むことはありません。むしろ「困ったと思ったことがなかった。」ということ自体は、どちらかというと、「ママが(ある意味)優秀すぎる」ということの現れなんです。
ママはいつでも自分の子どもの幸せを願うもの。そして、真面目で一生懸命なママほど、お子さんのお世話やケアにも熱心で几帳面という傾向があるようです。
それはとっても素晴らしいことなんですが、ちょっと気を付けないと「落とし穴」にハマって思わぬ効果が起こってしまうことがあります。
つまり、「お世話が行き届きすぎていて、ママとお子さんは困らないけれど、実は「できていないこと」がそのままになってしまう。」 場合があるんです。
家庭の中から外に出たときのために「準備が必要ですよ」ということ

例えば、
・あまりしゃべらなくても、子どもの独特のサインや声の調子で、ママには要求が分かってしまう
・ものすごく活発過ぎて全然じっとしていられないのだけど、ママも若くてスポーツ得意だからついていける
・近くに同年代がいない上、ママもおっとりタイプ。お友だちと上手く遊べない
・ちょっとしたことでものすごく興奮して暴れるときがある、でも、ママも負けてない
なんて場合、おうちにいる限りでは問題はないけれど、入園・入学した後、家庭と違う環境の中、お友だちと関わりを持ち、集団生活が送れるようになるか?少し心配です。
・一人っ子で、ママも働いていなくて、1日中一緒
・大家族などでママが超多忙、でも、おばあちゃんや年上の兄弟など、手が多いおかげで自分ではなにもしなくても生活できてしまう
・物の置き場などにものすごく神経質で、ちょっとでも違うと我慢ができなくなる
なんていうのも、几帳面と見るか、他に原因があるか?微妙なケースも同じく、「環境が変わったら?」は心配です。
子どもは3歳ごろから、少しずつ親から離れて活動する時間が増えていきます。同じ年頃の他の仲間のすることに関心を持ち、段々と一緒に活動することで、やりとりや関わり方を学んでいきます。
こうした「社会性」の発達は、家庭の中だけではなかなか伸びませんし、同時に生まれたときから毎日接している家族の間では、問題が見えづらい事でもあるのです。
そのため「家にいたときは全然困ってなかったのに、入園した途端大分ブレイクしてしまった。」というお子さんもいます。
この先、集団生活に入っていくのに「そろそろ準備をはじめましょうね。」が「気を付けて見ていきましょう」の意味です。「この年齢としては、社会性やコミュニケーションの芽がちょっとゆっくりめ。」ということ。
この先の集団生活を踏まえて、じっくり構えましょう。ということでもあります。
似ているからこそ分かりにくい!?親子だからこそ起こる「落とし穴」も

親子は当然ながら似ているもの。時には、ママやパパの兄弟である、おじさん、おばさんに似ていたり、おじいちゃん、おばあちゃんに似ていたりするのは当たり前のこと。
似たところを見つけてほのぼのとするのは、どこのご家庭でも、ごくごく普通のことでしょう。
…なんですが、この「似ている」がたまに、落とし穴になってしまう場合があります。似ているからこそ、ママがお世話に困らず、時には「達人」になってしまって、子どもさんが困らないように先回りしやすくなってしまう、という場合です。
ママがちょっとせっかちで、待っていられないタイプだったり、先回りしてお世話をすることに、満足感や達成感が大きいのかもしれません。お世話が行き届いていることに、嬉しさもあるのかもしれないですね。
これも、そのこと自体は、ママの努力の立派さであって、褒められてしかるべきではあります。けれど、行き過ぎたお世話は「過干渉」となっていく心配もあります。良く似ていても、子どもと親は別人格。
いつかは独り立ちしていく存在だということも意識して、「自分でやらせること」を次第に増やしていくことも、長い目で見たら必要なトレーニングと言えるでしょう。
まとめ
子どもが成長していく過程で、とても難しいのは、「世話を焼く」ことよりも「世話を焼きすぎない」こと。あまりにも先回りをし過ぎると、子どもにとって過干渉になってしまいます。
お子さんの社会性を伸ばすためにも、少しずつ上手に手を放していくということも大切なんですね。
今回の記事で参考となるサイトのご紹介
【子供の自立を妨げる絶対にやめた方がいい「親の過干渉」5つ】
「【特集】これだけは押さえたい!"今が旬"の子連れスポットまとめ」へ
※ 本記事はあくまで記事を執筆したママさんライターの個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。
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・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。
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